インドの農村社会は貧困、環境、ジェンダーなどの問題が未だに多く残っています。
その解決に向けて、日本電気株式会社(NEC)は途上国での農業のIT化による課題の解決に取り組んでいます。
ICAジャパンは長年のインド農村部の事業地の課題解決に向け、NEC、農業生産法人GRAと連携して、いちごプロジェクトを実施しました。
いちごプロジェクトでは、ポリハウスを建設し、日本産のいちごの水耕栽培を行うことで、高品質ないちごの生産を行い、インドの富裕層への売り込みを行いました。
結果、いちごプロジェクトで生産されたイチゴは、州内のホテルで提供されるまでになり、村人の雇用の促進につながりました。
この取り組みはインドでも認められ、2015年にはインド農業省から「Krushi Ratna賞」を受賞することができました。